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 インターネットに関する技術の標準を定める団体がある。IETF(Internet Engineering Task Force)という団体だ。IETFが正式に発行する文章はRFCと呼ばれ、各技術仕様に通し番号がつけられている。

◎RFC791・・・IP

◎RFC793・・・TCP

◎RFC2616・・・HTTP

◎RFC959・・・FTP

 その他の団体にブラウザベンダーに対してウェブ標準への対応を訴えてきた団体がいる。WaSP(Web Standard Project)と言われる団体だ。よく耳にするW3C(World Wide Web Consortium)は標準仕様を勧告する側の団体である。

試験で混乱しないように一度整理する必要があるだろう。

 通常IEのブラウザは一つのOSに対して一つのバージョンしかインストールできない。なので、今までIE6を使用していて、IE7にバージョンアップをするとIE6は削除される。Webサイトを制作する者は両方のバージョンのブラウザでレイアウトが崩れていないか確認する必要があり、これは問題である。では、どのように確認しているか?自分はIE6スタンドアロンというのをインストールしてそれで確認している。完全にIE6のように見れているか疑わしい所もあるがそれ以外方法は見つからない。IE6スタンドアロンはbrowsers.evolt.orgでダウンロードできる。

 またIEにはWeb開発者用に便利なプラグインが用意されてある。Internet Explorer Developer Toolbarというものだ。このツールでは検証したい変更をプレビューしながら行える所が非常に便利である。MicrosoftのWebサイトからダウンロードできる。 

 HTMLデータを解釈してWebブラウザが画面表示を行うことをレンダリングと呼ぶ場合がある。このレンダリングモードは主に3つの種類があるのでそれぞれ説明させて頂きたい。

◎Full Standardモード・・・HTML4.01,XHTMLで使用される最も厳格で、正しい表示を行うモード

◎Almost Standardモード・・・HTML4.01 Transitionalで使用される特殊なStandardモード

◎Quirksモード・・・Doctype宣言が行われていない場合や古いバージョンのHTMLが宣言されているとこのモードになる

 ちなみに以前「CSSで画面全体のセンタリング」について記述したが、自分はこのTransitonalでDOCTYPE宣言をした。

 ウェブデザイン技能検定2級実技で出題されるのがCSSで画面全体をセンタリングさせることである。これはコンテンツを全体に枠をしているboxに"margin-left:auto;"と"margin-right:auto;"の記述でOKなのだが、もう一つ注意しなければならないことを記述しよう。それはDOCTYPE宣言で必ず標準準拠モードにしなければならないことだ。IE6ではバグの為、これをしないと本来"margin-left:auto;"と"margin-right:auto;"でセンタリングされるべきなのが、センタリングされない。

 これとは別に、よく他のCSSコーディングを説明しているWEBサイトではIE6用でbodyタグに"text-align:center;"を記述すればいいと書かれているが、上記のDOCTYPE宣言を気をつければ問題ないと思う。もちろん念を入れてbodyタグに"text-align:center"を記述してもいいのだが、子のboxもすべて文字がセンター揃えになってしまうので非常に不便な思いをする。

自分が少し混乱したことはユーザビリティとアクセシビリティの違いであった。

◎ユーザビリティ・・・使いやすさ

◎アクセシビリティ・・・高齢者や障害者などハンディを持つ人にとってどの程度利用しやすいか

 自分はこの二つの用語は同じようなイメージを持っていたので、問題で"ユーザビリティ"、"アクセシビリティ"と用語が出てくる度に混乱していた。なので自分の中で明白な違いをつける為に、アクセシビリティという用語にWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)という用語を関連付けた。WCAGとはウェブコンテンツのアクセシビリティに関するガイドラインのことである。また、ユニバーサルデザイン(すべての人のためのデザインを意味し年齢や障害の有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能でるようにデザインをすること)もアクセシビリティに関連付けてもいいであろう。

■ウェブデザイン技能検定(2級) 実技出題範囲
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・ウェブサイト構築

・ウェブサイトデザイン

・ウェブサイト運用管理

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 最初にグローバルメニューボタンの作成から始まる。バナーの作成も出題されるであろう。そして多くはアニメーションとして出題される。DreamWeaver以外でのオーサリングソフトの使い方を知っておかなければならない。また容量制限なども指定されているので気をつけること。

 コーディングに関しての問題は見出しタグ、リストタグ等を使っての問題が出題される。もちろんDreamWeaverでの操作でも可能だが、手書きでもできるようになっておくほうがいい。環境ブラウザはIEとFireFOX。IEのバージョンは特に指定の記述が見当たらなかったが、当然Ver.6とVer.7両方に対応しているほうがいいであろう。コンテンツエリアを中央に配置する指示が多いので、ブラウザできちんと表示されているか一度プレビューをしたほうがいい。

 平成20年度第4回の試験では最後の問題は選択形式になっていた。ひとつはフォームに関しての知識を問う問題でもうひとつはJavaScriptの知識を問う問題であった。

 Webサイトの制作に従事したことがある方ならどの問題も既に経験していることと思う。ただ知識に極端な偏りがある方(デザインの経験しかない、コーディング・プログラムの経験しかない)は勉強する必要がある。

 

■ウェブデザイン技能検定(2級) 学科出題範囲
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・インターネット概論

・ワールドワイドウェブ(www)法務

・ウェブデザイン技術

・ウェブ標準

・ウェブビジュアルデザイン

・ウェブインフォメーションデザイン

・アクセシビリティ/ユニバーサルデザイン

・ウェブサイト設計/構築技術

・ウェブサイト運用/管理技術

・安全衛生/作業環境構築

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 問題数は40問。平成20年度第4回の試験を受けてみたのだが、CSSによるコーディング知識を問う問題が全体から見ると多くウエイトを占めていた。その他ネットワーク関係の知識(IPアドレス、SSH、DocumentRoot、ウェルノーンポート番号)やphpの問題(1問だけ)も出題された。

 VDT(Visual Display Terminal)に関しての問題も出題されたが常識の範囲で答えを導き出せると思うので用語の意味だけ知っておけばいいであろう。

 アクセシビリティに関する問題はWCAG1.0に関する内容が出題されており、深い知識を問われる。

 次回は実技の出題範囲について記事を書こうと思う。

 Web業界初の国家資格として「ウェブデザイン技能検定」が出来た。平成19年10月に厚生労働大臣より指定されている。かなり新しい資格である。現役のWebデザイナー、Webクリエイターにとってまだ様子を伺うといったところだが、やはり「国家資格」というフレーズは魅力的であろう。実際今までWebの資格は民間の資格ばかりだった。知名度も低い。多く知られている所でサーティファイが運営している"Webクリエイター能力認定試験"といったところであろうか。。。しかしこのWebクリエイター能力認定試験は難易度は低く、現役で働いているWebクリエイターからは軽視されているような傾向も見受けられる。またWebクリエイター能力認定試験を持っているからWebサイトの仕事できます、といったあまい世界でもない。

 難易度についてだが、このウェブデザイン技能検定は3級、2級、1級があり、それぞれ「学科」と「実技」がある。Web制作に従事しているものは3級あたりは勉強しなくても通るであろう。2級も「実技」は比較的勉強をしなくても大丈夫だ。しかしこの"ウェブデザイン技能検定"出題範囲がわりと広いので、幅広い知識を持っていない方にとってはある程度勉強・対策をする必要がある。

 次回はこの出題範囲について記事を書いていこうと思う。